REFORM GUIDE
部分加工・セミオーダー・フルオーダーの違い
方法の名前より、何を残したいか。
吉祥寺のパールズ・ホワイトが、部分加工・セミオーダー・フルオーダーの違いについてお伝えします。店主・久保田智之が、店頭でのご相談をもとにまとめました。
方法の呼び方は店によって少しずつ異なります。名称だけで選ばず、元の品の何を使い、何を変えるのかを確認します。

フルオーダー
希望を伺いながら、新しい形を個別に考える方法です。元の石や品をどのように活かすか、寸法や着け心地を含めて検討します。自由に考えられる一方、普段の使い方、残したい雰囲気、避けたい形も共有します。
セミオーダー
用意された基本形や選択肢をもとに、石、素材、細部などを選ぶ方法として使われることが多い言葉です。選べる範囲、元の品をどこまで使えるか、基本形から変更できる部分は、店や商品によって異なります。
同じ重さの石でも、縦・横の寸法、厚み、形は同じとは限りません。枠の写真だけで決めず、お持ちの石が収まるか、枠の変更が必要かを確認します。変形の石など、既製の枠をそのまま使えない場合もあります。
部分加工
今ある形を全部変えず、金具、長さ、一部の形など、必要なところだけを見直す考え方です。元の雰囲気を残しやすい場合がありますが、実際に加工できるかは、素材、構造、石の状態を確認して判断します。
方法を比べるときの基準
- 元の品のどこを残したいか
- どんな場面で使いたいか
- 着けにくい理由は何か
- 見た目と使いやすさのどちらを優先するか
- どこまで事前に完成像を確認できるか
- 見積りに含まれる範囲はどこまでか
- 変更や追加提案が出た場合、どう承認するか
鋳造・鍛造などの言葉について
制作方法の名前だけで、仕上がりの良し悪しを一律に決めることはできません。デザイン、構造、使い方、石の状態などによって検討する条件が変わります。どの方法で作るのかだけでなく、なぜその方法を提案するのかを確認します。
よくあるご質問
一番安い方法はどれですか?
方法の名称だけでは決まりません。使う素材、作業範囲、石留め、仕上げなどを含めて個別に見積ります。
フルオーダーは、ほかの方法より良い仕上がりになりますか?
一律には言えません。希望する形、元の品、使い方に合う方法を選ぶことが大切です。
元の枠や金具を、そのまま使えますか?
状態と構造によります。見た目だけでは判断せず、現物を確認してご案内します。
鋳造と鍛造は、どちらが良いですか?
名称だけで優劣を決めず、デザイン、構造、使い方、石の状態などを踏まえて検討します。提案された方法と理由をご確認ください。
監修:パールズ・ホワイト 久保田智之
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