MAKING JEWELRY
鍛造と鋳造の違い
作り方を知って、使い方に合う一品へ。
吉祥寺のパールズ・ホワイトが、鍛造と鋳造の違いについてお伝えします。店主・久保田智之が、店頭でのご相談をもとにまとめました。
「鍛造だからよい」「鋳造だからよくない」と、名前だけで決める必要はありません。希望する形や使い方に、どの作り方が合うかを確認しましょう。

鍛造と鋳造は、形にする方法が違います
鍛造(たんぞう)は、金属に力を加えて形を作る方法です。鋳造(ちゅうぞう)は、溶かした金属を型に入れて固める方法です。
| 比べる点 | 鍛造 | 鋳造 |
|---|---|---|
| 形の作り方 | 金属を叩いたり圧力をかけたりして形にする | 型の中で金属を固めて形にする |
| 工程を見るとき | 成形だけでなく、切削・接合・仕上げなども確認 | 原型・鋳造だけでなく、仕上げ・石留めなども確認 |
| 相談で確認すること | 希望する幅・厚み・形と、作り方が合うか | 希望するデザインと、仕上がりの構造が合うか |
製法と、完成した品の品質は分けて考えます
ジュエリーは、形を作ったあとにも仕上げや石留めなどの工程があります。製法の名前に加え、完成した品の作りを確認することが大切です。
GIAはジュエリーの評価で、設計や製造方法、作りの状態を確認しています。鋳造で生じることがある「す」は、金属の中の小さな空洞のことです。すべての鋳造品に問題がある、という意味ではありません。
相談するときに、確認したいこと
- 毎日使いたいのか、特別な日に使いたいのか
- 希望の形にしたとき、幅・厚み・高さはどのくらいになるか
- 石の留め方や引っかかり、着け心地はどうなるか
- 将来のサイズ直しや修理を、どのように相談できるか
- 見積もりに、どこまでの作業が含まれているか
希望を伝えてから、作り方を相談する
最初に製法を指定しなくても構いません。残したい宝石や雰囲気、使う場面をお聞かせください。デザインと使い方に合わせて、作り方を相談していきましょう。
監修:パールズ・ホワイト 久保田智之
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