想いを形にするブライダルリング
「水色の宝石って何ですか?」
お一人でフラッとやってきた若者に、誕生石や婚約指輪の作り方などの話などをしました。まずは宝石だけでプロポーズを・・ということでご提案したのが「パライバトルマリン」。
複数のルースの中からご希望の大きさとご予算のものを選ばれます。専用ケースに入れてまずは納品です。
・・・それから数週間後。
指輪を作りたいと、ご自身でデザインされたメモをお持ち込みくださいました。よかった! おめでとう! と思うのも束の間、そのデザインを拝見してビックリ!! 元々美術系の学校をご卒業されていたとのこと・・素晴らしい画力です。
イメージを形にするために、当店のプレミアムブライダルプランにて手作りのジュエリー職人と直接会って打ち合わせを重ねました。
少しお時間をいただきましたが、ようやく出来上がったプラチナの指輪はその華奢な姿の中に繊細かつダイナミックに動きのあるお花を咲かせることができました。
そして結婚指輪も…
こちらは極力シンプルにされましたが、今度はお二人ご一緒に職人の工房にお連れします。
重ね付けをしても違和感のないフォルムを意識して、極めてシンプルにお作りしました。
その後、お二人からお式の写真をいただきました。
晴れやかで美しいお二人です。
旦那様が選ばれた宝石とデザインしてもらって作り上げた婚約指輪と二人で一緒に作り上げた結婚指輪と、重ねて使う時は特別な感情が思い出されることでしょう。
彼は今、独立して飲食店を経営されています。
何度か利用させていただいておりますが、丁寧な仕事がよくわかる良いお店です。よろしければお訪ねくださいませ。
うまいもの処 暁(あかつき)
0422-38-5855 武蔵野市西久保2−3−16
プレミアム・ブライダル・プラン
結婚指輪を作る
ご紹介でやってきた若者お二人は、すでに自分たちの結婚指輪に対するアイデアがありました。
早速、プレミアムオーダーメイドの手作り職人とアポイントを取り、直接お会いいただきます。
さっとその場でデザイン画のデッサンをします。
しばらくして途中確認。
手作りジュエリー職人の工房は、4人入るとぎゅうぎゅうですが、そこではペチャクチャとお喋りしながら和やかな時間を過ごしていただきます。
デザインのチェック … 大まかなフォルムに、こだわりの曲線や角度などをご意見いただきます。
サイズのチェック … 指へのフィット感は仕上がり時にはもっと上がりますが、サイズが合うか確認です。
刻印の伝達 … 仕上げの手前で刻印を入れますので、この時までに考えていただき、お伝えいただきます。
工房見学より2週間程度で納品ですが、受け渡しはパールズ・ホワイトにて行います。
途中で確認した時とは別物のようにキラキラと輝いた指輪をご覧いただきますので大抵驚かれますが、またここからお二人でお使いになられて変化してゆきます。
アフターフォローについてご説明しますが、これからずっと身につける以上、メンテナンスは欠かせませんので、長いお付き合いをさせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます!
婚約指輪でサプライズ?!
プロポーズリングの作成
サッカー好きな友人です。
プレミアムブライダルプランの職人の工房で打ち合わせをしている時に、サッカー日本代表がワールドカップ本戦への切符を手にしたのを覚えておりますが、その後、彼は見事にプロポーズに成功し、幸せな人生への切符を手に入れております。
ダイヤモンドを選ぶ
宝石主治医が厳選したダイヤモンド5ピースから選びました。
デザインを決める
彼の想いの一番強い部分をデザインに組み込みます。
職人と打ち合わせ
プレミアムブライダルプランの職人の工房にて、途中確認。
プロポーズへ
90%の確信とともに指輪を捧げます。
次は結婚指輪を・・
永遠の愛は、言葉にすると照れ臭いのですが、こうやって形にすることで確実に伝えることができます。
日本人として末広がりの「8」にこだわり、ダイヤモンドを留める爪の数は8本。シャイな友人ですが、見事に気持ちを伝えることができたと思います。
結婚指輪は、お二人で工房を訪問してもらい修正しながら作り上げていきました。フォルムは同じでも表情を変えて、お互いの個性を尊重するデザインです。
二人で一緒に作る意味について
「ちゃんとプロポーズしてもらってないね」
何気ない会話の中でずっと気になっていた言葉…
そんなお話をお伺いしておりましたが、結婚指輪は粛々と作られていきます。
お二人は、記念日が深く刻まれた結婚指輪をお考えになられました。
プレミアムプライダルプランでは、職人にお会いいただきデザインを一緒に作り上げていきますが、こちらは、内側にくる刻印に深い想いを刻んで作ったリングです。
「改めて、いつもありがとう。結婚してください」
パールズ・ホワイトで納品の日に、彼はサプライズを用意していました。
花束と、膝をついてのリ・プロポーズ。
結婚指輪を彼女の左手薬指につけてあげる姿に、当店スタッフ一同、職人もみな涙しました。
韓国からのプロポーズ
お姉さんは共犯者?!
「メールのやり取りで、エンゲージリングは作れますか?」
一通のメールから始まった素敵なオーダージュエリーの物語。
正確には、プロポーズをする予定のお相手日本人女性のお姉さん(予定では義姉)が、パールズホワイトにやって来ました。韓国人のHさんとの家族ぐるみのお付き合いの末に、彼から妹さんの為に指輪を作りたいと相談されたとのこと。お姉さんはサプライズプロポーズの共犯者です。
数回のメールのやり取りの後に、ソウルにいるHさんから送られてきたメモ画像です。そのメールには、このデザインに込めた想いが熱く厚く綴られていました。
今回は、プレミアムオーダーメイドの手作り職人と一緒に指輪をお作りしていきます。
「妹はシンプルじゃなきゃ喜ばないと思う」
実はそんなお話をお姉さんからお伺いしていましたので、想いだけではなく、使っていただいて真に喜ばれる為のデザインとして、指輪の腕の部分をなるべく華奢にスッキリとしてはいかがかとご提案しました。途中経過も含めて、完成まで全てメールでのやり取りです。
一か月をかけて出来上がったエンゲージリングは、彼女には内緒で来日した際にお渡しいたしました。羽田から直接ご来店いただいた彼の大きな荷物には、もっともっと大きな人生の決意と覚悟と、何より彼女に対する熱い気持ちがいっぱい詰まっていたように感じます。
「成功しました!」
次の日に、嬉しいメールと写真が届きました。たまたま一緒にいた職人と、声を上げて喜びました。
その後、お姉さんと妹さんのお二人が指輪を着けてご来店いただきましたが、思う以上に細い指に美しくなじんでいました。妹さんは、本当にびっくりした! と共犯者を横目で見ながら笑顔いっぱいです。
もちろんプロポーズをしたご本人もご家族もそうですが、指輪をお作りした職人も当店の全従業員も、またこのお話しをシェアさせていただいた他のお客様も、みんなが幸せのおすそ分けを頂きました。普段から身に着けて一緒の時を過ごすことで、10年、20年‥ずっと先までこの喜びを思い出すことでしょう。
心より、お二人とご家族のご多幸をお祈り申し上げます。
7年目の婚約指輪
デザインにこだわりを
「婚約指輪を作りたい」と、一人の若い男性のお客様がご来店されました。聞くと「母のダイヤで作った指輪は贈ったが、“自分の指輪”を贈れていない」と、今時にしてはとても素敵な想いを持った方でした。
割と明確なイメージをお持ちです。ご自身でもデザイン画を描かれ、実際に制作が始まると、途中確認時にディテールの表情などのご指示を頂きました。これほどのこだわりを持ったお客様も珍しいものですが、それもこれも奥様への想いゆえ…
「ようやく商売も軌道に乗ってきて…これまで支えてもらった部分が大きいので」
よくよくお話を聞くと、ご結婚後7年が経とうとしているとのこと。なおさらの驚きですが、超えて感動すら覚えます。なんて素敵なのだろう!
真珠は池蝶真珠ですが、いくつかの候補ルースをご提案しました。ルースとデザインが決定した後は、デザイナー兼手作り職人と一緒に細かな打ち合わせを何度か重ね、工房にもお連れいたしました。繊細なセンスで、わずかな曲線にもこだわりを見せてくれました。
納品は、彼の経営する飲食店で職人と食事をした後に。
おいしい食事と、なにより喜んでお受け取りいただけたことが思い出深い一本です。
おばあさんのダイヤモンド
おじいさんから、おばあさんへ。1ctのダイヤモンドが二つ並んだ指輪が贈られたのは、ずっと昔のこと。生まれてくる子供たちのためにと、いつか分けられるようにご準備してくれていたようです。
「兄弟で分けて婚約指輪を作る」
先にご結婚されるお兄さんは、この“おばあさんの指輪”を半分いただきました。
ダイヤモンド一つと、プラチナも半分。
パールズ・ホワイトのプレミアム・ブライダルプランで職人兼デザイナーにお会いいただき、これらを元に溶かして新たなダイヤモンドリングをお作りいたしました。
「自分たちらしく、
一部にK18イエローゴールドのラインを入れたい」
引き継いだダイヤモンドを活かしながら、自分たちらしさを表現することで、さらに特別な1本になりました。
引き継いだダイヤモンドを活かしながら、自分たちらしさを表現することで、さらに特別な1本になりました。
家族の想いを紡ぐ宝石店パールズ・ホワイトのプレミアムブライダルプラン…
ずっと残る物だからこそ物語を大切に、プロセスが記憶に残るブライダルリングをお作りします。